2022年度浅野中学入学試験は2月3日に実施され、募集人数男子270名に対し、出願者数1,737名,受験者数1,474名,合格者数594名,受験者平均得点率59.3%,合格者平均得点率67.9%,合格者最低得点率62.0%でした。
算数入試問題は配点120点,試験時間50分,受験者平均点65.2点,合格者平均点76.8点
算数出題内容は1.小問集合5問,2.水そうに物体を入れる問題,3.規則性,4.数の性質,5.立体図形が出題されました。
今回は2.水そうに物体を入れる問題を解説します。
浅野中学過去問傾向と対策
浅野中学校2022年度算数入試問題2.水そうに物体を入れる問題
浅野中学校2022年度算数入試問題2.水そうに物体を入れる問題 (1)解説解答
解説解答

立体Aは、半径2cm 高さ6cmの円柱から 半径1cm高さ6cmの円柱を除いた体積となる。
円柱の体積 = 底面積×高さ
よって 2×2×3.14 ×6 – 1×1×3.14 ×6 = ( 2×2 – 1×1)×3.14 ×6 = 3×6×3.14 = 56.52
答 56.52c㎥
浅野中学校2022年度算数入試問題2.水そうに物体を入れる問題 (2)解説解答
解説解答
下図の通り

立体Aの直径は4cmなので、高さ4cmまで水が入った容器にれると水面は立体Aを越えた高さまで水面が上がる。
よって 立体Aの体積分水面が上がるので、上がる水面の高さは
3×6×3.14 ÷(6×6×3.14) = 18 ÷36 = 0.5cn
したがって 水面の高さ = 4 + 0.5 = 4.5cm
答 4.5cm
浅野中学校2022年度算数入試問題2.水そうに物体を入れる問題 (3)解説解答
解説解答

容器に立体Aが入ると、4cmの高さまで水が入っていた容器の水が立体Aの底面積×4cmの分だけ立体Aを除く部分の高さが上がる。
容器と立体Aの底面積の比は 6×6:2×2 – 1×1 = 12:1 容器の底面積を⑫,立体Aの底面積を①とすると、
立体Aが押しのけた水の量は ①×4 = ④
④が立体Aを除く底面積⑪の高さを上げる。
よって 上がった水面の高さは
