東洋英和女学院中等部過去問研究
2013年度東洋英和女学院中等部A日程算数入試問題は例年通りの出題構成で
1.四則計算3問,2.小問集合5問,3.平面図形の求積,4.割合 5.推理 6.割合 7.立体図形の体積 8.平面上の点移動 9.旅人算(二人の間の距離のグラフ) 10.約束記号が出題されました。
算数の合格者最高点94点,合格者最低点 49点 合格者平均点67.9点でした。
今回は 9.旅人算(二人の間の距離のグラフ)を解説します。
東洋英和女学院中等部2013年度算数入試問題9.旅人算 問題
東洋英和女学院中等部2013年度算数入試問題9.旅人算(1)解説解答
(1) [あ]はどのようなときですか。10字以内で述べなさい。
解説解答
図の通り
答 兄がゴールしたとき。(兄が走り終えたとき。)(10字)
東洋英和女学院中等部2013年度算数入試問題9.旅人算(2)解説解答
(2) 2人の速さはそれぞれ毎分何mですか。
解説解答
兄がゴールしたとき、兄と弟の距離の差は720m。
720mを弟は(30-24=6)分間で進むので
弟の速さは 720÷6=120(m/分)
兄と弟がそれぞれ出発してゴールするまでにかかった時間は24分と30分
よって2人の速さの比は 30:24=5:4
兄の速さは 120÷4×5=150(m/分)
答 兄:150(m/分) 弟:120(m/分)
東洋英和女学院中等部2013年度算数入試問題9.旅人算(3)解説解答
(3) A,Bにあてはまる数は何ですか。
A 解説解答
Aは弟が折り返し地点に着いたときの兄と弟の距離の差なので、
弟が折り返し地点につくのにかかる時間は 30÷2=15分
兄が折り返し地点に着くのにかかる時間は 24÷2=12分
よって Aは兄が折り返し地点に着いてから15-12=3分間進んだ距離になるので
150×3=450(m)
B 解説解答
兄は分速150mで 往復するのに24分かかるので、マラソンコースの距離は 150×24 = 3600m
2人が出発後はじめて出会うのがB分なので、
答 A 450(m) B 13分20秒