佼成学園中学校過去問対策
佼成学園中学校は3回の入試選抜共に2科4科選択制です。得意不得意に合わせて入試科目を選べるので得意科目を磨いて合格を勝ち取ってください。
算数入試問題は例年大問5題構成で、2020年度第1回も1.四則計算5問,2.小問集合6問,3.場合の数,4.食塩の濃度,5.整数の性質が出題されました。2科200点満点中合格点127点合格得点率64%,4科目300点満点中合格点185点合格得点率61%でした。
今回は 4.食塩水の濃度を解説します。
佼成学園中学校2020年度算数入試問題 4.食塩水の濃度 問題
佼成学園中学校2020年度算数入試問題 4.食塩水の濃度 (1) 解説解答
(1) 容器Aに2分30秒間、水を注いだときにできる食塩水は何gですか。
解説解答
2分30秒間に入る水の量は
食塩水 = 食塩の量 + 水の量 なので
容器Aに2分30秒間、水を注いだときにできる食塩水は 30 + 750 = 780g
答 780g
佼成学園中学校2020年度算数入試問題 4.食塩水の濃度 (2) 解説解答
(2) 5%の食塩水になるのは、水を注ぎ始めてから何分何秒後ですか。
解説解答
食塩の量が30gのときの5%の食塩水の量は 30÷0.05 = 600g
このときの水の量は 600 – 30 = 570g
1分間位300gずつ水が注がれるので 570g水を注ぐのにかかる時間は
答 1分54秒
佼成学園中学校2020年度算数入試問題 4.食塩水の濃度 (3) 解説解答
(3) 10%の食塩水を作ろうと思っていましたが、水を入れすぎてしまい。4%の食塩水を作ってしまいまいした。水を入れすぎた時間は、何分何秒間ですか。
解説解答
10%の食塩水を作るときの水の量は 30÷0.1 = 300g
4%の食塩水を作るときの水の量は 30÷0.04 = 750g
食塩の量は等しいので 水の量の差は 750 – 300 = 450g
450gの水を入れるのにかかる時間は
答 1分30秒