フェリス女学院中学校・高等学校算数過去問研究
フェリス女学院中学校の2015年度算数入試問題解説解答は4.平面図形を解説します。
辺の長さや高さが解らない場合、どういう解き方があるかを考える良問です。
(1) は(2)(3)のヒントになっています。
辺の長さや高さが解らない場合、どういう解き方があるかを考える良問です。
(1) は(2)(3)のヒントになっています。
算数入試問題(平面図形にチャレンジ)
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フェリス女学院中学校2015年度算数入試問題 2.平面図形
算数入試問題(平面図形にチャレンジ)
図のように、1辺が12cmの正方形ABCDと直角三角形EFGがあります。 |
辺EFの長さは16cm,辺FGの長さは20cm,辺GEの長さは12cmです。 点Eあ、正方形ABCDの2ほんの対角線が交わってできる点です。 辺BCと辺EFに交わる点をHとします。 次の問いに答えなさい。 (1) (あ)の角度が115°のとき、(い)の角度を求めなさい。 (2) 図の斜線部分の面積を求めなさい。 |
(1) (あ)の角度が115°のとき、(い)の角度を求めなさい。 |
解説 |
辺CDと辺EGとの交点をIとする。 |
四角形EHCIの内角の和は360° 角Cと角Eはそれぞれ90°なので、角H+角I = 180° (あ)+角H = 180°,角I + (い) = 180° よって (あ) = 角I したがって (い) = 180°- (あ) = 180° – 115° = 65° |
答 65° |
(2) 図の斜線部分の面積を求めなさい。 |
解説 |
角ECIと角EBHは直角を対角線で2等分しているので45度 (1)より 角CIE = 角(あ) 直線BEと直線CEは対角線を二等分した長さ。 よって 三角形ECIと三角形EBHは合同な三角形なので、 斜線部分の面積は 直角三角形EFGの面積から正方形ABCDの面積の1/4を引いて求められる。 16×12÷2 – 12×12÷4 = 60 |
答 60c㎡ |
(3) 直線FHの長さが9cmのとき、斜線部分の周りの長さを求めなさい。 |
解説 |
三角形ECIと三角形EBHは合同な三角形なので、 EI = EH FH = 9cm なので EH = EI = 16 – 9 = 7cm よって IC = 12 – 7 = 5cm また BH = IC なので BH + HC = IC + HC = 12cm 以上から 斜線部分の周りの長さ IC + GF + IH + HC + CI = 5 + 20 + 9 + 12 = 46 |
答 46cm |
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