昭和大学医学部過去問研究2011年度英語入試問題
こんにちは。医学部受験英語指導プロ家庭教師の加賀です。
今年2011年度昭和大学医学部Ⅱ期1次入試は 3月05日(土)に実施され、募集人数 20名 志願者 1,268名 受験者 1,140名 1次合格者 99名 合格者最低点 264/400 合格最低得点率 66%でした。
英語入試問題の出題内容 1. アクセント 2.一行英文完成(適語選択) 3.長文(内容一致) 4.整序英作文 5.長文総合が出題され 昨年度長文は1問の出題でしたが、今年度は従来の2問に戻りました。
英語・数学あわせて150分の試験時間です。
数学との時間配分を考え、正規合格ライン70~80%超を目指しましょう。
今回は5 長文総合問題を解説していきます。 食物アレルギーに関する問題です。
2011年度昭和大学 医学部 英語入試問題 長文総合
プロ家庭教師集団スペースONE 昭和大学医学部英語入試問題 解説解答
(1) 解答解説
(1)に入る語として最も適切なものを選択肢から選んで、記号で答えなさい。 | A. which B. with C. for D. as E.. or | 解説 | A new study estimates that 2.5 percent of the United States population, ( 1 ) about 7.6 million Americans, have food allergies. | 2.5 percent of the United States population (アメリカの人口の2.5%)と about 7.6 million Americans(約760万人のアメリカ人)同じ内容が重複している。 | or : [概してコンマの後で類義語(句)・説明語(句)を導いて] すなわち,言い換えれば. | 2.5 percent of the United States population, about 7.6 million Americans アメリカの人口の2.5% すなわち約760万人のアメリカ人 | | 答 E |
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(2) 解答解説
下線部2の語とほぼ同じ意味になる語を選択肢から選んで、記号で答えなさい。 | A. cause B. stimulation C. feature D. meaning E. onset | 解説 | hallmark : 1 a mark showing the standard of purity, put on gold or silver plate. 2. a sign of good quality, genuineness, 3. distinguishing feature, characteristic, etc. | この文中では 3. | The 2hallmark of food allergy is production of IgE antibodies to a specific food protein. | 食物アレルギーの特質は、特定の食物タンパク質に対してIgE抗体を生成することだ。 | | 答 C |
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(3) 解答解説
(3)に入る語として最も適切なものを選択肢から選んで、記号で答えなさい。 | A. Since B. Thus C. Then D. Once E. With | 解説 | (3) IgE antibody is made, further exposure to the food triggers an allergic response. | once:接続詞用法「いったん・・・すれば,一度・・・すれば,・・・するや否や (if ever, as soon as ) | この接続使用法は If IgE antibody is once made, の 副詞が文頭に置かれ If が消えて出来たもの。 | | 前文:「食物アレルギーの特質は、特定の食物タンパク質に対してIgE抗体を生成することだ。」に続いて | Once IgE antibody is made, further exposure to the food triggers an allergic response | いったんIgE抗体が生成されると、食物への更なる危険状態がアレルギー反応をおこすきっかけとなる。 | | 答 D |
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(4) 解答解説
4The odds of patients with asthma and food allergies experiencing a severe asthma attack were 6.9 times higher than those without clinically defined food allergies. | 下線部4を和訳しなさい。 | 解説 | odds《複数形》見込み,可能性,確率,
asthma (注)より喘息, clinically 臨床的に | | 中心の文章は: The odds were 6.9 times higher 確率は6.9倍高い。 | 比較しているのは patients with asthma and food allergies食物アレルギーのある喘息患者 と those(= patients with asthma ) without clinically defined food allergies臨床的に食物アレルギーと決められていない喘息患者 | | 答 食物アレルギーのある喘息患者が大きな喘息の発作に見舞われる確率は臨床的に食物アレルギーがあると認められていない喘息患者より6.9倍高かった。 |
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(5) 解答解説
この研究を行った研究者たちは、黒人、男性、および子どもに見られる食物アレルギーについての認識がじゅうぶんではないことにはどのような原因があると考えていますか。日本語で説明しなさい。 | 解説 | 第7パラグラフ2行目 because 以下が原因 | The authors comment in paper that food allergies may be under-recognized in blacks, males, and children, because previous studies relied on self-reporting and not food-specific serum IgE levels. | 先行研究が特定の食物の血清中のIgEレベルではなく、自己申告に基づいていたので、黒人、男性、および子どもににみられる食物アレルギーは認識不足だったと、専門家は論文で述べている。 | | 答 先行研究が自己申告に基づいており、特定の食物の血清中のIgEレベルに基づいているわけではないから。 |
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