慶應義塾湘南藤沢中等部算数過去問研究
算数入試問題(流水算にチャレンジ)
例年通りの出題構成で、大問6題構成でした。出題形式も例年通り1.2.小問集合,3. 規則性 4.平面図形 5.割合の問題(水そうに水を入れる問題) 6.流水算でした。
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今回は流水算を解説します。船の静水時の速さと、川の流れの速さを考えて解きましょう。
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慶應義塾湘南藤沢中等部2018年度算数入試問題6.流水算
算数入試問題(流水算にチャレンジ)
例年通りの出題構成で、大問6題構成でした。出題形式も例年通り1.2.小問集合,3. 規則性 4.平面図形 5.割合の問題(水そうに水を入れる問題) 6.流水算でした。
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今回は流水算を解説します。船の静水時の速さと、川の流れの速さを考えて解きましょう。
(1) 毎日午前6時に地点Pを出発する船Aは、午前7時30分に地点Qに着き、折り返して午前10時30分に地点Pに着く。船Aの静水時の速さは、川の流れの速さの何倍ですか。 |
解説解答 |
地点Pから地点Qまで、船Aの下りの時間は 7時30分 – 6時 = 1時間30分 = 90分 地点Qから地点Pまで、船Aの上りの時間は 10時30分 – 7時30分 = 3時間 = 180分 下りと上りの時間の比は 90:180 = 1:2 よって 下りと上りの速さの比は 2:1 したがって 船Aの静水時の速さは (2 + 1) ÷2 = 1.5 川の流れの速さは 1.5 – 1 = 0.5 船Aの静水時の速さは、川の流れの速さの 1.5 ÷0.5 = 3 倍 |
答 3 倍 |
(2) 毎日午前6時に地点Pを出発する船Bは、午前7時12分に地点Qに着く。船Bの静水時の速さは、船Aの静水時の速さの何倍ですか。 |
解説解答 |
船Bの下りにかかる時間は 7時12分 – 6時 = 1時間12分 = 72分 船Aと船Bの下りにかかる時間の比は 90:72 = 5:4 よって船Aと船Bの下りの速さの比 4:5 船Aの静水時の速さは、川の流れの速さの3 倍なので、 船Aの静水時の速さは 4 – 1 = 3 船Bの静水時の速さは 5 – 1 = 4 |
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