聖光学院中学校帰国生入試問題解説解答

2024年度聖光学院中学帰国生入学試験は　2024年1月11日に実施されました。入試結果は、　募集人数　若干名，応募者数144名(前年比-9名)　受験者数134名(前年比-10名)　合格者28名(前年比-7名)でした。

国語　配点100点　合格者最高点81点　合格者最低点54点　合格者平均点66.7点 　受験者平均点55.4点でした。

算数　配点100点　合格者最高点100点　合格者最低点45点(前年比 -14点)　合格者平均点79.0点(前年比 +0.1点) 　受験者平均点61.6点(前年比 +3.1点)でした。

英語　配点100点　合格者最高点82点　合格者最低点47点　合格者平均点64.9点 　受験者平均点52.9点でした。

国語算数合格者最高点 174点　合格最低点145点(前年比 +8点)　合格者平均点156.5点　受験者平均点 123.1点，英語算数合格最高点 179点　合格最低点 119点(前年比 -1点) 　合格者平均点 134.6点　受験者平均点 102.4点でした。


2024年度聖光学院中学帰国生算数入試問題は、例年通りの大問5大構成で出題内容は、1.還元算・ニュートン算・食塩水の濃度　2.整数の性質公約数と公倍数の問題 3.旅人算 4.平面上の回転図形　5.円すいの表面積と直線の沿った動きの問題が出題されました。

今回は1.小問集合より(2)ニュートン算を解説します。

聖光学院中学2024年度帰国生算数入試問題1(2)　ニュートン算　問題

聖光学院中学2024年度帰国生算数入試問題1(2)　ニュートン算解説解答

水が180L入る水そうに　BとCだけ開けると20分でいっぱいになるので、BとCが合わせて1分間に水そうに入れる水の量は

180 ÷ 20 = 9 L

A，B，Cすべて開けると60分でいっぱいになるので 1分間に水そうに入る水の量は

180 ÷ 60 = 3L
BとCで水を入れながらAから排水するので　Aが1分間に排水する水の量は

9 – 3 = 6L

この水そうが空の状態から15分間Bだけを空けて水を注いだ後、Bを開けたままAを開いたところ、Aを開けてから30分で水そうが再び空になったので、
Aが排出した水の量は　6×30 = 180L

Bは180Lを15 + 30 = 45分間水そうに入れたので　1分間にBが入れた水の量は

180÷45 = 4L

BとCが合わせて1分間に水そうに入れる水の量は 9 Lなので　Cの1分間の注水量は

9 – 4 = 5L


答え　　　5L