知識以外に観察・計算が出題されます。
今回は3.水溶液の性質を解説します。
専修大学付属松戸中学校2021年度理科入試問題3.水溶液の性質 問題
専修大学付属松戸中学校2021年度理科入試問題3.水溶液の性質 (1)解説解答
ア 磁石につくかどうか調べる。
イ うすい塩酸を加えて溶けるかどうかを見る、。
ウ うすい水酸化ナトリウム水溶液を加えて溶けるかどうか見る。
エ 同じ容器にするきり一杯いれて重さをはかり、水より重いかどうかを調べる。
解説解答
物質は ホウ酸,食塩,アルミニウム,石灰石,鉄
[実験1] A~Eに対し、操作1を行った。すると、Aだけが他の物質と違う結果になったので、Aがどの物質であるかがわかった。
ア 磁石につくかどうか調べる。磁石につく物質は鉄のみ。よって Aは鉄
答 実験1はア,
専修大学付属松戸中学校2021年度理科入試問題3.水溶液の性質 (2)解説解答
ア それぞれの水溶液を青色リトマス氏につけ色の変化を見る。
イ それぞれの水溶液を赤色リトマス紙につけ、色の変化を見る。
ウ それぞれの水溶液にフェノールフタレイン液を数滴加え、色の変化を見る。
エ それぞれの水溶液に石灰水を加え変化がみられるかどうかを調べる。
解説解答
[操作2]で水に溶けた物質B,Cは 食塩 ホウ酸
食塩水は 中性,ホウ酸水溶液は弱い酸性
よって 青色リトマス試験紙は酸性で赤く変化するので [実験3]で行った操作3はア
答 ア
専修大学付属松戸中学校2021年度理科入試問題3.水溶液の性質 (3)解説解答
(3) [実験4]で行った操作4として、最も適切なものはどれですか。次のア~エから1つ選び記号で答えなさい。
ア うすい塩酸を加える。 イ石灰水を加える。ウ アルコール(エタノール)水溶液を加える。エ うすい水酸化ナトリウム水溶液を加える。
解説解答
操作2で水に溶けなかった物質は アルミニウムと石灰石(炭酸カルシウム)
アルミニウムはうすい塩酸にも、うすい水酸化ナトリウム水溶液にも溶けるが、石灰石は、塩酸(酸性)には溶けるがうすい水酸化ナトリウム水溶液(アルカリ性)には溶けない。
よって 操作4は エ うすい水酸化ナトリウム水溶液を加える。変化ありDはアルミニウム,変化なしEは石灰石。
答 エ
専修大学付属松戸中学校2021年度理科入試問題3.水溶液の性質 (4)解説解答
解説解答
[操作2]で水に溶けた物質B,Cは 食塩 ホウ酸
[実験3]で行った操作3は ア それぞれの水溶液を青色リトマス氏につけ色の変化を見る。
食塩水は 中性,ホウ酸水溶液は弱い酸性
「水の体積」「水の温度」が等しいとき食塩の方がホウ酸より溶けやすい。
よって Bはホウ酸, Cは食塩
答 ホウ酸
専修大学付属松戸中学校2021年度理科入試問題3.水溶液の性質 (5)解説解答
解説解答
[実験1]の操作1で 「磁石につくかどうか調べる。」銅は磁石につかない。よって A鉄×
[操作2]で銅は水に溶けないので 銅と同じ物質は D アルミニウム,またはE石灰石
操作4は エ うすい水酸化ナトリウム水溶液を加える。銅は変化がないので、石灰石と同じ結果になる。
答 E。