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2021/06/10

  • 過去問対策

埼玉医科大学医学部過去問研究2020年度前期化学

こんにちは 医学部受験数学・物理・化学指導専門プロ家庭教師の田中です。

埼玉医科大学の一般入試問題は前・後期とも全てオールマークシート解答形式。理科は、試験時間100分間に「物理」、「化学」、「生物」の中から2科目を選択します。

今回は2020年度埼玉医科大学一般前期化学入試問題から[3]を解説します。

問2は少し難しい問題です。

でんぷんがM(mol)あると考えてでんぷんの各分子がグルコースの個重合してできていると考えます。



埼玉医科大学医学部2020年度前期化学入学試験問題 3.有機化学 問題


 

埼玉医科大学医学部2020年度前期化学入学試験問題 3.有機化学問1 解説解答

 

問1. ある牛乳100gには、4.8gの炭水化物、3.3gのたんぱく質、3.8gの脂質が含まれている。また、この牛乳の浸透圧は生理食塩水と等しいとみなすことができる。

(1) 下線部アについて、この牛乳に含まれる炭水化物の主成分はラクトースである。ラクトースは[22]と[23]が脱水縮合した構造を持つ。ラクトースが示す還元性は[22]の部分構造によるものである。[22],[23]に当てはまる物質として最も適切なものを次の①~⑧のうちからそれぞれ1つずつ選べ、同じものを繰り返し選んでもよい。

解説解答

ラクトースはβ-グルコースの4位のCとβ-ガラクトースの1位のCがグリコッド結合した二糖である。β-グルコースの1位のCのところで開環して、アルデヒドの形をとることにより還元性を示す。


解答 [22] ①(グルコース) [23] ⑤(ガラクトース)


(2) 下線部イについて、ラクトースによる浸透圧がこの牛乳全体の浸透圧に占める割合(5)はいくらか。[24]には十の位の数字を、[25]には一の位の数字をマークせよ。該当するくらいがない場合には①をマークせよ。小数第1位以下がある場合には四捨五入せよ。ただし、牛乳の密度は1.0g/c㎥とし、牛乳に含まれる炭水化物はラクトースのみであるものとする。[24][25]%

解説解答

ラクトースは二糖だから、その分子量は 180 × 12 – 18 = 342 である。

よってラクトース4.8gは



溶液100gは 100÷1.0g/c㎥ = 100c㎥ = 0.1L

よってラクトースのモル濃度C1は



ここで浸透圧とモル濃度は比例するから

(牛乳全体の浸透圧):(ラクトースによる浸透圧) = (生理食塩水のモル濃度):(ラクトースのモル濃度)





答  [24] 4,[25] 7

埼玉医科大学医学部2019年度 物理入試問題2.電磁気の単元の問題 問2 解説解答

問2 でんぷん加水分解物の水溶液225mLがある。この水溶液の浸透圧が生理食塩水の浸透圧と等しいとき、デンプン加水分解物の平均重合度として最も近い数値を、次の①~⑨のうちから1つ選べ。ただし、水溶液225mLに含まれるデンプン加水分解物を完全に単糖にまで加水分解すると、グルコース75gを生じるものとする。

解説解答

デンプンがMmol入っているとすると、そのモル濃度は



このMmolのデンプンがすべてn個のグルコースが重合していると考えられるから、グルコースのモル数は Mn(mol)である。このMnモルのグルコースの質量が75(g)であるから






答  ④

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