足立学園中学校過去問対策
2021年度足立学園中学校算数入試問題は例年通り大問4題構成で、出題内容は1.四則計算3問,2.数の性質,3.倍数変化算,4.推理でした。
今回は 3.倍数変化算を解説します。
線分図を使って整理しながら解きましょう。
足立学園中学校2021年度算数入試問題3.倍数変化算 問題
[3] A,B,Cの3人は文房具屋さんに買い物に来ました。次の各問いに答えなさい。
(1) Aは 鉛筆3本と消しゴム2個を買って代金は370円でした。Bは鉛筆5本と消しゴム4個を買って代金は670円でした。鉛筆1本の値段はいくらですか。
(2) Cは定規とコンパスを1つずつ買って代金は260円でした。Cの買い物を見て、A,Bの2人も買い忘れに気づきました。(1)のあとにAはコンパスとノートを1つずつ買って代金は300円,Bは定規とノートを1つずつ買って代金は240円でした。定規,コンパス,ノート1つずつ買うと代金はいくらですか。
足立学園中学校2021年度算数入試問題3.倍数変化算 (1)解説解答
(1) Aは 鉛筆3本と消しゴム2個を買って代金は370円でした。Bは鉛筆5本と消しゴム4個を買って代金は670円でした。鉛筆1本の値段はいくらですか。
解説解答
Aは鉛筆3本と消しゴム2個を買って代金は370円。Bは鉛筆5本と消しゴム4個を買って代金は670円なので、AとBの鉛筆の個数と消しゴムの個数を比べて
鉛筆3本と消しゴム2個をそれぞれ2倍の鉛筆6本と消しゴム4個を買うと代金も2倍の 370円×2 = 740円
線分図の通り 740円と670円の差 740 – 670 = 70円は鉛筆1本分になるので、鉛筆1本の値段は 70円
答 70円
足立学園中学校2021年度算数入試問題3.倍数変化算 (2)解説解答
(2) Cは定規とコンパスを1つずつ買って代金は260円でした。Cの買い物を見て、A,Bの2人も買い忘れに気づきました。(1)のあとにAはコンパスとノートを1つずつ買って代金は300円,Bは定規とノートを1つずつ買って代金は240円でした。定規,コンパス,ノート1つずつ買うと代金はいくらですか。
解説解答
定規とコンパスを1つずつの代金は260円。コンパスとノートを1つずつの代金は300円,定規とノートを1つずつの代金は240円。
定規 | コンパス | ノート | 代金 | |
1 | 1 | 260円 | ||
1 | 1 | 300円 | ||
1 | 1 | 240円 | ||
合計 | 2 | 2 | 2 | 800円 |
表の通り
定規・コンパス・ノート2つずつの代金は 260 + 300 + 240 = 800円
よって 定規・コンパス・ノート1つずつの代金は 800÷2 = 400円
答 400円