慶應義塾湘南藤沢中等部算数過去問研究
算数入試問題 (流水算にチャレンジ)
2008年度算数入試問題では、流水算の問題が従来の問題とは切り口の異なる様々な条件で出題されていました。スペースONEの過去問研究では早稲田実業学校中等部と慶應義塾湘南藤沢中等部の問題を取り上げましたが、東邦大学付属東邦中学校の問題も視点の変わった良問でした。
流水算基本的な考え方は2007年度の武蔵中学校の問題を参照してください。
記事の作成者:プロ家庭教師集団スペースONEとは
慶應義塾湘南藤沢中等部過去問傾向と対策2008年度算数入試問題 流水算
算数入試問題 (流水算にチャレンジ)
流水算基本的な考え方は2007年度の武蔵中学校の問題を参照してください。
静水時に、荷物があると毎分45m、荷物がないと毎分60mで進む船がある。この船が、流れの速さが毎分15mの川を行き来する。
(1) ある日この船が、A地点から下流のB地点まで荷物を運び、B地点で荷物をおろしてさらに下流のC地点まで移動したところ2時間かかった。A地点からC地点までの距離は7.8kmである。A地点からB地点までの距離は何kmですか。ただし、荷物をおろすのにかかる時間は考えないものとする。
(2) 別の日にこの船が、D地点から下流のE地点に向かって荷物を運んでいる途中で、荷物を川へ落としてしまったが気がつかずにそのまま進んだ。しかし、E地点に着く前に落としたことに気がついて船の向きを変えて上流へすすみ、落とした地点から流れてきた荷物を回収して再び船の向きを変えE地点へ向かった。この結果、荷物を運ぶのに予定よりも12分多く時間がかかった。荷物を落としてから落としたことに気がつくまでに何分かかりましたか。ただし、船の向きを変える時間と荷物を回収する時間は考えないものとする。
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