北里大学医学部過去問研究2017年度化学入試問題
こんにちは スペースONE医学部受験専門プロ家庭教師の田中です。
今回は北里大学医学部2017年度一般入試問題化学Ⅴ.有機化学の油脂についての問題を解説します。
ヨウ素価格、ケン化価の計算方法をマスターしておきましょう。
ヨウ素価格、ケン化価の計算方法をマスターしておきましょう。
油脂の構造式も書けるようにしましょう。
北里大学医学部化学入試問題Ⅴ.有機化学の油脂 問題
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北里大学医学部過去問傾向と対策化学入試問題Ⅴ.有機化学の油脂 問題
問1. 油脂の構成成分であるグリセリンついての記述として、誤っているものを2つ選べ。[23] a.第三級アルコールである。 b.ヨードホルム反応を示す。 c.化粧品や医薬品の成分として用いれれる。 d.常温・常圧で無色の液体であり、水と任意の割合で混ざり合う。 e.濃硫酸と濃硝酸の混合液を作用させると、火薬の原料が生成する。 |
解説解答 |
a. 誤り。正しくは「第三級アルコール」ではなく、「3価のアルコール」 |
b.誤り。ヨードホルム反応を起こすものは |
だがグリセリンはいずれの形も持たない。 |
[23]答え ① |
(2) 油脂A2.21gを完全に加水分解するのに要した水酸化ナトリウム(式量40.0)は0.300gであった。油脂Aの分子量を求めよ。[25] |
解説解答 |
油脂A + 3NaOH → グリセリン + 3×(脂肪酸のNa塩) |
(油脂Aの分子量をMとする。) |
M:120 = 2.21:0.300 より M = 884 |
[25]答え ③ |
(3) 油脂A 2.21gにヨウ素(分子量254)を十分に作用させたところ、ヨウ素1.91gが消費された。脂肪酸Xの1分子に含まれるC = C結合の数mはいくつか。[26] | |
解説解答 | |
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