青山学院横浜英和中学校過去問研究
2016年度青山学院横浜英和中学校理科入試問題から、5.振り子を解説します。振り子の長さと振幅との基本的な知識の確認をしましょう。
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青山学院横浜英和中学校2016年度理科入試問題5.振り子
2016年度青山学院横浜英和中学校理科入試問題から、5.振り子を解説します。振り子の長さと振幅との基本的な知識の確認をしましょう。
(1) 16世紀、ピサの大聖堂の天井からつるされたランプが揺れているのをみて、ふりこの法則を発見したという逸話のある科学者は誰ですか。 |
解説解答 |
ピサの大聖堂の天井からつるされたランプ(シャンデリア)一説には香炉をみて、ふりこの等時性(同じ長さの場合、大きく揺れているときも、小さく揺れているときも、往復にかかる時間は同じであること)を発見したといわれている。ただし、これは後世に伝わる逸話で、実際にどのような状況でこの法則を見つけたかは不明である。 |
答 ガリレオ・ガリレイ |
下の図1のア~カではいずれもa点でおもりを静かに放すものとします。 |
① ふりこが1往復する時間が、図のアと同じになるものを、イ~カからすべて選び、記号で答えなさい。 |
解説 |
ふりこが1往復する時間(周期)は、ふりこの長さが一定ならば、おもりの重さを変えても、おもりの振れ幅を変えても変わりません。 したがって アの長さと同じイ・エが1往復する時間がアと同じ。 |
答 イ・エ |
② ふりこが1往復する時間が、一番大きくなるものは、どの図のものですか。ア~カから1つ選び、記号で答えなさい。 |
解説 |
ふりこの長さを長くすると周期は長くなり、振り子の長さを短くすると周期は短くなります。 |
答 ウ |
下の図2でAの位置からふりこを静かに放すとき、振り子の速さが一番早いのはどの点を通過するときですか。A~Eから1つ選び、記号で答えなさい。 | |
解説 | |
往復するおもりは、最も高い位置に来たとき、速さが0になり一種運停止した状態になります。 その後、高い位置から低い位置に下がっていくにつれてだんだん速くなり、最も低い位置に来たとき、速さは最も速くなります。 最も低い位置を通過し、そこから高い位置に上がっていくとき、速さは徐々に遅くなり、最も低い位置で速さは0になります。 | |
答 C |
下の図3でAの位置からふりこを静かに放すとき、B~Eのどの位置までふれますか。1つ選び、記号で答えなさい。 | |
解説 | |
途中でふりこの長さを変えてもA点と同じだけおもりはあがる。 | |
答 C |
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