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2020/12/20

  • 過去問対策

順天堂大学医学部2016年度化学入試問題銅に関して酸化還元反応と溶解度についての問題

順天堂大学医学部過去問研究2016年度化学入試問題

こんにちは 医学部受験指導プロ家庭教師の芳賀です。

今回は、2016年度順天堂大学医学部化学入試問題第3問を解説します。

銅に関して酸化還元反応と溶解度についての問題です。問1の知識を改めて確認しておきましょう。問2,3の計算は流れをしっかり把握して短時間で計算できるようにしておきましょう。


2016年度順天堂大学医学部化学入試問題 銅に関して酸化還元反応と溶解度についての問題



順天堂大学医学部化学入試問題 問1.問2解説解答

  問1 解説解答
 問1 次の(イ)~(ホ)に示す反応で、銅(Ⅱ)イオンの反応に当てはまるものの組合せとして正しいものを①~⑧から一つ選びなさい。

反応
(イ) 水酸化物の沈殿を含む水溶液を加熱すると黒色の酸化物が生じる。
(ロ) 水酸化物の沈殿を含む水溶液を加熱すると赤色の酸化物が生じる。
(ハ) 硫酸イオンとの化合物のうち五水和物の結晶を加熱すると白色の無水物になる。
(ニ) 硫化水素を通じると沈殿ができるが、酸性にすると溶ける。
(ホ) 少量のアンモニア水を加えると沈殿が生じ、過剰のアンモニア水を加えても沈殿は消えない。
 解説解答
 (イ) 水酸化物の沈殿を含む水溶液を加熱すると黒色の酸化物が生じる。→正しい。(黒色酸化物 CuO)
(ロ) 水酸化物の沈殿を含む水溶液を加熱すると赤色の酸化物が生じる。→誤り。赤色ではなく黒色。
(ハ) 硫酸イオンとの化合物のうち五水和物の結晶を加熱すると白色の無水物になる。→正しい。
(ニ) 硫化水素を通じると沈殿ができるが、酸性にすると溶ける。→誤り。酸性にしても黒色(CuS)のままである。
(ホ) 少量のアンモニア水を加えると沈殿が生じ、過剰のアンモニア水を加えても沈殿は消えない。→誤り。消える。
 答え  ①(イ)(ハ)
 

 問2 解説解答
 (a) 解説解答
 イオン化傾向が銅より小さいものが、単体の銀,金が陽極泥として、沈殿する。
 答え ② Ag,Au
 

 (b) 解説解答
 (b) 解説解答
 

順天堂大学医学部化学入試問題 問3 解説解答

  問3 解説解答
 解説解答

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