芝中学校過去問傾向と対策
芝中学校受験指導はプロ家庭教師集団スペースONEにお任せください。
プロ家庭教師集団スペースONEの中学受験合格のための過去問傾向と対策へ
2025年度芝中学校第1回入学試験は2月1日に実施され、募集人数150名に対し、応募者数541名 受験者数476名 合格者数192名でした。
第1回算数入試問題は 大問6題構成で、出題内容は1.計算2問を含む小問集合4問 2.割合の文章題 3.水そう算 4.場合の数・道順 5.長方形の辺上の点移動でした。
今回は 3.水そう算を解説します。芝中学では水槽算に限らず旅人算でもグラフの読み取り問題は頻出です。
芝中学校2025年度第1回算数入試問題3.水そう算 問題

芝中学校2025年度第1回算数入試問題3.水そう算(1)解説解答
(1) グラフアにあてはまるのは□cmです。
解説解答
水を入れ始めてから50分間は注水を止めることも、Aから水が排出するのを止めることもない。
よって 満水になるまでの50分間入った水量は
(60 + 40)×50×60(c㎥)
よって 1分間に水槽に溜まる水量は 100×50×60÷50 = 6000(c㎥)
Aに水を入れ始めて10分間はAの部分だけに水が入っている。従って10分間にAの部分に水がたまる量は
6000×10 (c㎥)
Aの部分の底面積が60×50(c㎡)なので、高さアは
6000÷(60×50) = 20cm
答え 20
芝中学校2025年度第1回算数入試問題3.水そう算(2)解説解答
(2) グラフ[イ]にあてはまるのは□分です。
解説解答
上図の通り水そうの高さがA・B部分ともに30cmになってから満水になるまでの時間は
水そうの半分水を入れる時間なので 50÷2 = 25分・・・ウ分
イからウまでの時間は、B部分に水を入れ始めて しきりの高さ30cmになりAの部分に水が入りAB両方の高さが30cmになる時間。よって水はB部分からあふれA部分の水面の高さのみが上がる。
60×50×(30 – 16)÷6000 = 7分
25分の7分前なので 25 – 7 = 18分
答え 18
(60 + 40)×50×30 ÷6000 = 25分
答え 60(分)
芝中学校2025年度第1回算数入試問題3.水そう算(3)解説解答
(3) Aの部分の穴から毎分□c㎥の水が出ます。
解説解答
B部分に水を入れている間A部分から水が排出され8分間にA部分の高さは20 – 16 = 4cm減っている。
8分間に減った水量は 60×50×4(c㎥)なので
1分間に排出された水量は 60×50×4÷8 = 1500c㎥
答え 1500